フランジやスリーブといった内径研磨の要は、「ワークの最適なクランプ方法にある」と言っても過言ではないでしょう。特に難しいのが高い精度を必要とする製品や、クランプが難しい形状を、チャッキングと呼ばれる方法で固定することでしょう。 チャッキングの際、安全に製品を固定することを最優先すると製品に余計な応力が掛かり、クランプから外したときに精度は狂います。全ての製品において形状に合った専用クランプ治具を製作すれば理想的ですが、製作費から考えて現実的ではありません。 そこでエムワンでは多種多様に使えるようなチャッキング治具を幅広く揃え、安全に固定しながら製品に余計な力が加わらない方法を日々編み出しています。 ＣＮＣ旋盤で使うような生爪と呼ばれるチャッキング方法もありますが当社の内径研磨ではほとんど使用しません。 詳細を文章でお伝えするのが大変難しいので、御商談成約後の打ち合わせにてご要望いただけましたら現場にて説明させていただきます。